このたび一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団は、京都市より令和3年度の「京都市芸術振興賞」を授与されました。京都市芸術振興賞は、京都市の文化芸術の振興発展のため、新人の育成および活動環境の向上に功労があった個人・団体に贈られるものです。令和3年度は9件の授与があり、その中で当財団は唯一の団体として受賞しました。

2022年1月21日、京都市京セラ美術館において表彰式が行われ、当財団の理事長である鈴木順也（NISSHA株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者）が出席し、門川市長より表彰状を受けました。

当財団は、印刷文化の振興を目的に、故・鈴木正三氏（NISSHA株式会社 名誉会長）の寄付により2009年に設立されました。印刷文化・技術に関する資料の収集・保存・公開、研究会・講演会の開催、調査・研究に対する助成・支援などを事業目的としています。具体的な活動としては、ニッシャ印刷歴史館（NISSHA株式会社本館内に設置）の運営、芸術情報ウエブマガジン「AMeeT」の制作・運営、「PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ」の主催、各種ワークショップ・文化イベントの開催・助成などがあります。今回の受賞は、こうした文化・芸術に関する貢献が選考委員会に認められたことによるものです。

【関連URL】

• AMeeT (Art Meets Technology) 　https://www.ameet.jp/
• AMeet YouTube “Express Yourself”　https://youtube.com/channel/UCPOhQ7Oc7Vq7HkvwicmUmQA
• PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ　https://patinkyoto.info/